歯科コラム

虫歯ができにくい人は、歯の痛みなどの不快症状もないため、かかりつけ歯医者は必要ないのでしょうか？
実は、虫歯がない人は、歯医者を上手にご自身の生活習慣に取り入れています。
具体的には、以下の通りです。

① プロ仕込みのセルフケア

セルフケアとは、毎日の歯磨きのことです。毎日の習慣だからこそ、歯磨きは自己流になりがちです。そのため、いつの間にか、磨き残しが起こりやすい箇所、虫歯になりやすい箇所が発生します。
基本的に、多くの歯医者では、歯磨き指導を行っています。患者様それぞれの歯並びや、補綴物（詰め物、被せ物）の状況から、歯ブラシの動かし方、オーラルケアグッズ（デンタルフロス、歯間ブラシなど）の使用をご指導します。
歯科医師や、歯科衛生士といったプロによる歯磨き指導を受けて、ご自宅でのセルフケアの効率や効果を向上しましょう。

② メンテナンスの継続

メンテナンスでは、歯医者に３～４か月程度の間隔で来院頂き、虫歯や歯周病の状態の確認、歯石やプラークの除去、歯磨き指導を行います。
メンテナンスには、患者様のモチベーションが大切です。お仕事や、学校の都合でお忙しいことが多いかと思いますが、ぜひ定期的な通院をご継続ください。